竿をへし折られた(自分で折ったとも言える)
18センチオーバーのバスにリベンジ するため、
不死鳥のごとく復活を遂げた「三平オマケタックル」。
いよいよ決戦の朝を迎えました。
愛用の激安時計についている「フィッシング/ムーングラフ」というアヤシイ機能。
お魚マークが3個点灯し、好機の到来を告げている・・・
しかし、このグラフの効果が実感できたことは未だかつてナッシング・・・
今日もまた日が昇る。
いつの間にか夏が去り、セイタカアワダチソウが花をつけた。
こちらもいつの間にか「超(スーパー)サンペイオマケタックル」に進化を遂げている。
赤いハリは、流線の11号。
今日はこれを試してみよう。
ミミズをセット。もうモザイクも入れない。
ジャキーン!
しかしいろいろ補強しましたね。
別名「アーマード・サンペイオマケタックル」と呼んでもいいぐらい。
この人はまだ「超(スーパー)三平」には進化していないようです。
よし、いくぜ!
1投目。とう!
狙っているポイント付近で、無謀にも沖に泳いでいくカエルを発見。
一口サイズで超食べ頃。ルアーと同じぐらいの大きさ。
バスやライギョに見つかったらどうするんだ・・・
しかしコイツはバイトされることなく、
悠々と対岸に向かって泳いで行き、じきに見えなくなった。
カエルにとっては命拾いして良かったと思うが、
これはバスの活性が低い証拠でもある。
案の定、しばらくキャストを続けるも無反応・・・
こんな時は、たいてい、何をしても釣れない。
よし、移動しよう。
決断は素早く。
車で走ること10分。
ネス湖に到着。
ここは小バス天国。
柿が実をつけ、
松ぼっくりも落ちていて、
赤い「なんかの実」がたわわに実っている美しい池だが、
ここでもバスの反応がない。
いつもウロチョロしている小バスの姿すら見えない・・・
よし、また移動だ。
すぐ近くのタンガニイカ湖に移動。
今日はよく移動する日だ。
階段があって足場が良い水門付近に陣取る。
ところで最近、
このタックルは、オーバースローよりも、
ピッチングの方が飛距離が出ることがわかってきた。
ロッドをぐいーんと引き絞って、
ボウ・アンド・アロー的に投げるといいみたい。
とりゃ!
こんな感じ。
以前より仕掛けが飛んでいるのがわかりますか?
と、ここで今日初めて魚の反応があり、ウキが消し込む。
しかし、ウキが完全に消し込んでから合わせても、
すっぽ抜けたり、すぐバレる。
これが何度も続く。
バレた時に反転した魚体をみると、
魚が小さすぎるわけではないらしい。
どうやらハリの形に問題が?
ゲイブの狭い流線だとバスの大きい口には引っかかりにくいのかな?
比較のため、ハリをマスバリに交換。
ようし、今度はどうかな?
とう!
ウキが消し込む。
少し送り込んで、そっと合わせる。
かかった!
おおぅ!引く!引く!!
やばい、アミ!アミ!
と、アミを取ろうと振り返ったら・・・
拡大図
↓
ぎょい〜ん!!
手から竿がもぎ取られた。
水中に引きずり込まれるタックルが、スローモーションのように見えた。
うひー!
あわててアミで竿をひっかける!
回収成功!
魚が強烈なツッコミを繰り返す!
なんとか持ちこたえる
三平オマケタックル!
手すりに引っかかった!
よし!!!
タックルはなんとか無事!
こ、これは!?
げげ!でっけえ!!
(口閉じでギリ30センチオーバー)
は・・はぅあ!!
えいどりあ〜ん!!!
目標の18センチをはるかに超える、
まさかの30センチ越え!!
場所を変えての3カ所目。
竿を持ってかれてマジびびった。
力を入れて握るとグリップが折れてしまいそうだし、
ドラグがないから腕全体を使って柔軟にやりとりするために、
竿を軽く持っていたのがやばかった。
それでも、バスとしてはフルパワーではなかったと思う。
このサイズのバスに、ガチでパニクられてダッシュされたら、
いかに強化したとはいえ、確実に竿がやられていたと思う。
魚とケンカしないように、優しくファイトしたのが幸いした。
これで、目標を達成。
三平オマケタックルは、勇退。
そして、
世界最小のスピニングリールとして
殿堂入り。
アオシマ「釣りキチ三平」のプラモデルに付属していたリール。
無謀な挑戦だったにもかかわらず、満身創痍、本当によくやってくれました。
ありがとう。
三平オマケタックル。
俺たち、やったぜ!
これでオラもやっとゆっくりできるだ。
バスもありがとな。
ほんじゃあ、ラストは恒例の証拠動画だべ!
なんだかんだで、タックルの製作から1ヶ月以上立ってしまいましたね。
まさか最後に30オーバーのバスが釣れるとは思ってもみませんでした。
タックルも無事だったので、超うれしい。
こんな変態じみたテーマに辛抱強くお付き合いいただいた皆様、
誠にありがとうございました。
さて、次回のテーマはですね・・・
まだ決まってませ〜ん(笑)。
しばらくじっくり考えますので、お楽しみに〜。
「世界最小のスピニング?」の巻 - 完 -
タックルデータ
三平オマケロッド
素材:プラスチック100%
全長:845mm
自重:11.2g
適合ウエイト:1.7g
三平オマケリール
素材:プラスチック100%
最大全長:56mm
自重:8.5g
ギア比:1.8
ハンドル長:7mm
最大ドラグ力:なし
スプール径:11mm
スプールストローク:6mm
PE糸巻き量:6.2m(0.4号)
最大巻上長:52mm
ベアリング数:0
販売元:(株)アオシマ文化教材社
18センチオーバーのバスにリベンジ するため、
不死鳥のごとく復活を遂げた「三平オマケタックル」。
いよいよ決戦の朝を迎えました。
愛用の激安時計についている「フィッシング/ムーングラフ」というアヤシイ機能。
お魚マークが3個点灯し、好機の到来を告げている・・・
しかし、このグラフの効果が実感できたことは未だかつてナッシング・・・
今日もまた日が昇る。
いつの間にか夏が去り、セイタカアワダチソウが花をつけた。
こちらもいつの間にか「超(スーパー)サンペイオマケタックル」に進化を遂げている。
赤いハリは、流線の11号。
今日はこれを試してみよう。
ミミズをセット。もうモザイクも入れない。
ジャキーン!
しかしいろいろ補強しましたね。
別名「アーマード・サンペイオマケタックル」と呼んでもいいぐらい。
この人はまだ「超(スーパー)三平」には進化していないようです。
よし、いくぜ!
1投目。とう!
狙っているポイント付近で、無謀にも沖に泳いでいくカエルを発見。
一口サイズで超食べ頃。ルアーと同じぐらいの大きさ。
バスやライギョに見つかったらどうするんだ・・・
しかしコイツはバイトされることなく、
悠々と対岸に向かって泳いで行き、じきに見えなくなった。
カエルにとっては命拾いして良かったと思うが、
これはバスの活性が低い証拠でもある。
案の定、しばらくキャストを続けるも無反応・・・
こんな時は、たいてい、何をしても釣れない。
よし、移動しよう。
決断は素早く。
車で走ること10分。
ネス湖に到着。
ここは小バス天国。
柿が実をつけ、
松ぼっくりも落ちていて、
赤い「なんかの実」がたわわに実っている美しい池だが、
ここでもバスの反応がない。
いつもウロチョロしている小バスの姿すら見えない・・・
よし、また移動だ。
すぐ近くのタンガニイカ湖に移動。
今日はよく移動する日だ。
階段があって足場が良い水門付近に陣取る。
ところで最近、
このタックルは、オーバースローよりも、
ピッチングの方が飛距離が出ることがわかってきた。
ロッドをぐいーんと引き絞って、
ボウ・アンド・アロー的に投げるといいみたい。
とりゃ!
こんな感じ。
以前より仕掛けが飛んでいるのがわかりますか?
と、ここで今日初めて魚の反応があり、ウキが消し込む。
しかし、ウキが完全に消し込んでから合わせても、
すっぽ抜けたり、すぐバレる。
これが何度も続く。
バレた時に反転した魚体をみると、
魚が小さすぎるわけではないらしい。
どうやらハリの形に問題が?
ゲイブの狭い流線だとバスの大きい口には引っかかりにくいのかな?
比較のため、ハリをマスバリに交換。
ようし、今度はどうかな?
とう!
ウキが消し込む。
少し送り込んで、そっと合わせる。
かかった!
おおぅ!引く!引く!!
やばい、アミ!アミ!
と、アミを取ろうと振り返ったら・・・
拡大図
↓
ぎょい〜ん!!
手から竿がもぎ取られた。
水中に引きずり込まれるタックルが、スローモーションのように見えた。
うひー!
あわててアミで竿をひっかける!
回収成功!
魚が強烈なツッコミを繰り返す!
なんとか持ちこたえる
三平オマケタックル!
手すりに引っかかった!
よし!!!
タックルはなんとか無事!
こ、これは!?
げげ!でっけえ!!
(口閉じでギリ30センチオーバー)
は・・はぅあ!!
えいどりあ〜ん!!!
目標の18センチをはるかに超える、
まさかの30センチ越え!!
場所を変えての3カ所目。
竿を持ってかれてマジびびった。
力を入れて握るとグリップが折れてしまいそうだし、
ドラグがないから腕全体を使って柔軟にやりとりするために、
竿を軽く持っていたのがやばかった。
それでも、バスとしてはフルパワーではなかったと思う。
このサイズのバスに、ガチでパニクられてダッシュされたら、
いかに強化したとはいえ、確実に竿がやられていたと思う。
魚とケンカしないように、優しくファイトしたのが幸いした。
これで、目標を達成。
三平オマケタックルは、勇退。
そして、
世界最小のスピニングリールとして
殿堂入り。
アオシマ「釣りキチ三平」のプラモデルに付属していたリール。
無謀な挑戦だったにもかかわらず、満身創痍、本当によくやってくれました。
ありがとう。
三平オマケタックル。
俺たち、やったぜ!
これでオラもやっとゆっくりできるだ。
バスもありがとな。
ほんじゃあ、ラストは恒例の証拠動画だべ!
なんだかんだで、タックルの製作から1ヶ月以上立ってしまいましたね。
まさか最後に30オーバーのバスが釣れるとは思ってもみませんでした。
タックルも無事だったので、超うれしい。
こんな変態じみたテーマに辛抱強くお付き合いいただいた皆様、
誠にありがとうございました。
さて、次回のテーマはですね・・・
まだ決まってませ〜ん(笑)。
しばらくじっくり考えますので、お楽しみに〜。
「世界最小のスピニング?」の巻 - 完 -
タックルデータ
三平オマケロッド
素材:プラスチック100%
全長:845mm
自重:11.2g
適合ウエイト:1.7g
三平オマケリール
素材:プラスチック100%
最大全長:56mm
自重:8.5g
ギア比:1.8
ハンドル長:7mm
最大ドラグ力:なし
スプール径:11mm
スプールストローク:6mm
PE糸巻き量:6.2m(0.4号)
最大巻上長:52mm
ベアリング数:0
販売元:(株)アオシマ文化教材社
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